「あなたも明日は裁判員!?」
裁判員制度施行10年を1月前に控えた先月、市民の視点で裁判員裁判を考える2冊の本が刊行されました。 「あなたも明日は裁判員!?」(日本評論社)と「あなたが変える裁判員制度—市民からみた司法参加の現在」(裁判員ネットライブラリー)です。裁判員裁判に関心を寄せる多くの方に、ぜひ...
裁判員たちの声
2009年、裁判員裁判が始まった最初の年の、裁判員候補者になりました。 私は長年、NPO・市民活動・ボランティア活動の支援に携わってきた立場から、 市民と行政、市民と企業など、異なる立場の人たちの協働を考えてきました。 協働を進めるために条例や指針を作ったり、具体的な施策を...
裁判員の経験を「私たちの経験」に
このブログで、裁判員経験者の声を紹介した記事にコメントを寄せてくださったのは、東京で裁判員を務めた女性でした。裁判の感想や、今の気持ちをお聞きしましたので紹介します。 何かが変わるかもしれない… 東京都内に住む女性に、裁判所から呼び出しが来たのは2017年8月。8日間、2週...
裁判員経験者の思い
2017年12月3日、”裁判員ACT”裁判への市民参加を進める会が公開学習会「私たちは裁判員制度にどう向きあうか~裁判員経験者たちの思い」を開催しました。 学習会では神戸地裁で裁判員を務めた女性(40代)がその経験を語り、私が進行役を務めました。内容を紹介します。...
裁判員経験者の声
ライフワークとして、裁判員裁判の傍聴や 裁判員を務めた経験の聞き取りなどを続けています。 青森で裁判員をされた渋谷さんのお話は 大阪ボランティア協会の情報誌voloに掲載されました。 「あなたをあきらめたのではない。 あなたが罪と向き合って更生してくれる期待の15年」...
市民の目で見た裁判員裁判
監事を務めているNPO法人SEANの総会記念講座で、日頃活動している裁判員裁判についてお話しさせていただきました。内容が、SEANの会報に掲載されましたので、ご紹介します。記事にもあるように、当日は関西テレビの取材があり、夕方のニュース「報道ランナー」で放送されました。以下...
性暴力事件の傍聴で考えたこと
2009年5月、刑事裁判に市民が参加する裁判員制度が始まった。私は2009年度、制度施行初年度の裁判員候補者になったことをきっかけに、裁判とは何か。良い裁判とはどういうものか。そこに市民が参加することの意味や市民の役割は何か、といったことについて考えるようになった。...